このページの本文へ移動
色合い 標準 青 黄 黒
文字サイズ 標準 拡大 縮小
RSS
トップくらしの情報消防・防災消防消防> リチウムイオン電池搭載製品からの出火危険について

リチウムイオン電池搭載製品からの出火危険について

リチウムイオン電池搭載製品からの出火が増えています

 過去10年間で、リチウム電池と充電式電池の火災件数の増加が顕著となっています。

〇 近年、全国的に電気器具類を原因とする火災(家電製品や電気配線を原因とする火災)が増加しており、平成25年は1,431件でしたが、令和4年には2,018件と約4割増加し、住宅火災の原因の第1位となっています。

さらに、過去10年間の電気器具類の火災件数の推移を見ると、リチウム電池充電式電池の火災件数の増加が顕著となっています。

〇出火要因をみると、使用者の明らかな誤使用(分解、衝撃、充電方法誤り等)により出火する火災の他、製品の欠陥により製品から突然出火する火災も発生しています。

リチウムイオン蓄電池 出火事例

落下・浸水したモバイルバッテリーを使用していたところ火災となった。

モバイルバッテリーが暖房器具の温風により加熱されたことで火災となった。

リチウムイオン電池等による火災を防ぐための主な対策

【※対策】

  • 製造事業者が指定する充電器やバッテリーを使用する。
  • 破損・膨張などの異常のある場合は使用しない。
  • リチウムイオン蓄電池は熱くなる場所に放置しない。
  • むやみに家電製品を分解・修理・改造しない。
  • 水のかかる場所では使用しない。
  • 定期的に異常がないか確認し、機器に深いキズや 変形・焦げた跡等の異常がある場合は使用しない。
  • 耐用年数を超過した製品は使用しない。
  • リコール情報を確認する。
  • 不要品を処分する際は、地域のごみ回収方法をよく確認する。

 

※製品の取扱い説明書の指示に従い、正しく使用、管理することが重要です。

 

【万が一発火した時には】

電池から煙や火花が飛び散っているときには近寄らず、火花が収まってから消火器や大量の水で消火するとともに119番通報してください。

 

 


掲載日 令和6年11月9日

カテゴリー

最近チェックしたページ

このページを見た人はこんなページも見ています