史跡足利学校
【お知らせ】ご参観のみなさまへのお願い
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、ご参観のみなさまに以下のお願いをしております。
- マスクの着用は任意です。
- 手指の消毒にご協力をお願いします。
- 定期的な部屋の換気を行います。
足利学校は、日本で最も古い学校として知られ、その遺跡は大正10年に国の史跡に指定されています。
足利学校の創建については、奈良時代の国学の遺制説、平安時代の小野篁説、鎌倉時代の足利義兼説などがありますが、歴史が明らかになるのは、室町時代の永享11年(1439)関東管領・上杉憲実(うえすぎのりざね)が、現在国宝に指定されている書籍を寄進し、鎌倉円覚寺から僧・快元(かいげん)を招いて初代の庠主(しょうしゅ=校長)とし、足利学校の経営にあたらせるなどして学校を再興してからです。
足利学校は、応仁の乱以後、引き続く戦乱の中、学問の灯を絶やすことなくともし続け、学徒三千といわれるほどに隆盛し、天文18年(1549)にはイエズス会の宣教師フランシスコ・ザビエルにより「日本国中最も大にして、最も有名な坂東の大学」と世界に紹介されました。
江戸時代の末期には「坂東の大学」の役割を終え、明治5年に幕をおろしましたが、廃校直後から有志による保存運動が展開されるなど、郷土のシンボル、心のよりどころとして足利学校の精神は市民の中に連綿として生き続け、平成2年の復元完成へとつながり、教育の原点、生涯学習の拠点として、新しい学びの心の灯をともしています。
参観案内
参観料(消費税を含んでいます)
対象 | 個人 | 団体(20人以上) |
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一般 | 480円 | 400円 |
高校生 | 240円 | 200円 |
小中学生(市外) | 120円 | 100円 |
※未就学児無料、障がい者の方は障がい者手帳のご提示で無料です(付添の方1名も無料となります)。 |
受付時間
4月~9月 : 午前9時~午後4時30分 |
10月~3月 : 午前9時~午後4時 |
参観にあたって
史跡足利学校は、文化財保護法により、国の史跡に指定されています。保存が適正に行われるよう、周到の注意をもって多くの方々に静かに観賞していただいている施設のため、ペット連れの入園はお断りしております。