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市長の部屋

ごあいさつ

早川尚秀市長の写真

  

足利市は、東京から北へ約80km、栃木県南西部に位置しており、都心からのアクセスが良好な場所にあります。市の北部には緑豊かな山並み、南部には関東平野が広がり、中央部に渡良瀬川の美しい流れをたたえる自然に恵まれたまちです。

また、日本最古の学校といわれる日本遺産「史跡足利学校」や、本堂が国宝に指定されている足利氏ゆかりの「鑁阿寺(ばんなじ)」など、歴史的遺産も多く、「歴史と文化のまち」として知られています。

 

本市は、大正10年1月1日に市制を施行し、令和3年に市制100周年の節目を迎えました。100年先を見据えたまちづくりの指針として「第8次足利市総合計画」を策定し、将来都市像として「誇り高く仁(ひと)を育み挑戦し続けるまち足利」を掲げています。

現在、市民の皆様と課題や目標を共有しながら、総合計画に沿ったまちづくりのためにチャレンジ精神をもって、さまざまな事業に取り組んでいるところです。

 

令和5年は、コロナ禍からの回復を確実なものとするため、新たな事業の展開と従来の事業の磨き上げに全力で挑み、多くの地域経済活性化策に取り組みました。

消費喚起策としてプレミアム付き商品券の発行、新産業団地の造成、夜景イベント「足利灯り物語」の開催と「夜景サミット」の誘致、移住定住促進策や子育て支援策の拡充、防災力の強化、プロスポーツチームとの連携にも取り組んだ他、世界有数のコンサルティング企業であるデロイトトーマツ社、足利大学、エアロエッジ社と産学官連携協定を結び、子どもたちの学力向上を目指す教育DXをスタートさせました。

 

さらに、本市ゆかりの名刀「山姥切国広」を末永く守り後世に遺していくために「縷縷プロジェクト」を立ち上げ、多くの皆様のご支援をいただき、国指定重要文化財であるこの名刀を本市の新たな宝として迎えることができました、先人たちの想いを引き継ぎ、来年2月の展示に向け準備を進めてまいります。

 

このように、これまで撒いてきた種が芽を出しつつあります。

令和6年は、これらの芽をさらに大きく育てると共に、将来を見据えた新たな種を撒き、具体的には、子育てしやすい環境の整備、教育DXによる学力向上、本市ゆかりの文化財の展示による文化観光の推進、山林火災をにらんだ熱感知機能を備えた災害用ドローンの配備、まちなかの活性化策、健康増進策などに積極的に取り組んで参ります。

 

そして、全ての市民が、このまちで暮らしていくことに安心感や期待感を持ってもらえるように、引き続き各分野において政策を総動員し、精力的に事業を展開してまいります。

 

本市が長い時間の中で育み、培ってきた文化や歴史、自然を皆で共有しながら、その価値を全国に発信し、足利らしさ、足利の誇りを守りつつ、品格あるまちづくりを進めていきたいと考えております。

 

ふるさと足利を心から想い、未来に責任を負う世代の一人として、市民の皆様とともに、多くの英知と創造性を市政に反映させ、公平公正で信頼される市政の実現に全力を尽くしてまいります。

 

足利市長早川尚秀

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